行動科学実践の手引き。

人が自由に行動し、自由を謳歌するために、行動科学(行動分析学)の知識と実用的なノウハウを記す。

やる気が出ない日でも「ベストを尽くす」ことができる行動力

Q.やる気が出ないときにやる気を出すにはどうすればいいでしょうか。 A.今日は”こういうことができればいい”という「理想の行動」から、今日は”こういうことをやるので精一杯”という「現実的な行動」に視点を切り替えましょう。やる気が出ないことに悩むより…

”時間がない”でやりたいことを躊躇している人の抱える本当の問題とは

Q.やりたいことがあるけど、それを始めると時間がギリギリになってしまいそう。 A.これは「時間についての問題」ではありません。やりたいことをやってみた場合のデメリットは具体的にイメージできるのに、メリットは曖昧にしか考えられない故に、デメリット…

器用貧乏?ある程度までは上手くいくけど大きな成果は出ない。

ある程度までは上手くいくのだけど、大きな成果は出せないって悩み。器用貧乏という言葉が頭をよぎって、思わず肩を落としてしまいます。 自分なりに頑張っているつもりなのですけどね。 しかし、取り組んでいるものの特性によって、努力と成果とが全く比例…

マタイ効果の恩恵を得るコツは「アウトプット」を積み重ねること

マタイ効果とは「富める者はますます富み、奪われる者はますます奪われる」という現象を指す言葉。で、これが僕たちが上手くいったり、いかなかったりする理由を説明するのに使いやすかったります。 つまり、ある程度の成果・評価を確立した人は、また次の成…

行動科学で分かる「行動力のある人」を作る2つの環境要因

すぐに行動できて、どんどんアウトプットできる人ってすごいですよね。憧れます。かっこいいです。 で、ふと自分を振り返ってみると、いつまでもグズグズと行動しないし、たくさん時間があった割には対してアウトプットできていない。そんなことを気づいてガ…

考えるすぎる人でも大量行動できる頭の使い方

考えすぎてしまって動けなくなる。そんな悩みを抱えている人は、思いの外多いようです。せっかく色々と学び知識を深めたにもかかわらず、行動を躊躇ってしまい活かすことができないわけです。 もちろん、それは本人もよく分かっています。しかし、行動するな…

もうひと頑張りができない人は「短い時間でベストを尽くす」を考えよう

Q.もうひと頑張りができません。もう少しだけでも頑張れたらいい流れになりそうなのに、それができないです。 A.自分に課した「もうひと頑張り」のハードルが高すぎます。ハードルが高すぎれば、頑張ることを避けるメリットが大きくなりますので。時間のハー…

正解が分からなくて躊躇する人が自信を持つために必要なこと

Q.正解が分からないので行動することを躊躇してしまう。もっと自信をもって選べるようにしたい。 A.いまの経験をもって過去にタイムスリップできたら、色々な場面で正解を選ぶことができそうですよね。つまり、経験に基づく情報があれば正解を選ぶ確率が高ま…

”行動のつまづき”への対応力が欲しいなら行動分析学を学ぼう

Q.行動につまづいてしまった時の挽回の仕方が分からない。 A.”行動のつまづき”に対応する技術を学びましょう。簡単にいうと、自分の行動の現状について理解する技術、そしてその理解にもとづいて行動の問題に対処する技術の2つが必要です。おすすめなのは「…

「やりたいこと・やるべきこと」の優先順位が決まる意思決定の方法

時間さえあれば、お金さえあれば、もっとやりたいことがやれるのに。 あるいは…。 願望や思いを優先した結果、やりたいことに邁進することができている。 でも頭のどこかではこのままだとやばいことになるかもしれない…と警鐘がなっている。 やりたいことを…

やる気の浮き沈みに困っている人用の”やる気コントローラー”

Q.やる気の浮き沈みが激しいです。気分に振り回されてしまいます。もっと安定してやる気が出るようにしたい。 A.やる気を”感じる”ようにしたいのであれば、やる気を引き出す刺激をたくさん用意しておきましょう。音楽とか、映像とか、身体を動かすこと等。や…

失敗によって失われたやる気を再び取り戻すための3つの質問

ある経験を次に活かす。これだけを聞けば、さぞかし良いことのように思えるのではないでしょうか。しかし、この思考の働きがしばしば僕たちの足を引っ張ります。 せっかく行動したのに失敗してしまった。期待外れの結果だった。 その経験は僕たちのやる気を…