行動科学実践の手引き。

人が自由に行動し、自由を謳歌するために、行動科学(行動分析学)の知識と実用的なノウハウを記す。

結果が出る行動とは

器用貧乏?ある程度までは上手くいくけど大きな成果は出ない。

ある程度までは上手くいくのだけど、大きな成果は出せないって悩み。器用貧乏という言葉が頭をよぎって、思わず肩を落としてしまいます。 自分なりに頑張っているつもりなのですけどね。 しかし、取り組んでいるものの特性によって、努力と成果とが全く比例…

活動全体を体系的に捉えれば、行動が行き詰まることはない。

エピソード:講座の集客に失敗し、焦りが募るばかり・・・ ある講座を開講することが決まり、集客しなきゃな・・・と思っていた時に、どうもメルマガを使って告知すると効果的だという話を聞きました。無作為に告知するよりも、自分に興味を持ってくれた人たちがい…

机上の空論に自己満足せず、経験豊富な「行動する人」になる。

エピソード:作業期間の見積は難しい・・・ ソフトウェア開発において、作業工数の見積は難しい作業になります。 以前、ある開発の依頼を受けて、大体3ヶ月くらいと見積を出したことがあります。その中に、普通に考えれば一週間くらいで終わる作業があったので…

マタイ効果を活用して成功の流れに乗る。

エピソード1:ホリエモンがすぐに復活した訳 ホリエモンこと堀江貴文氏が刑期を終え、社会復帰すると、瞬く間に注目と評価を集め、再び流れに乗り始めました。彼は刑務所にいる間もメルマガを書き続け、ファンにメッセージを届け続けていました。彼を評価す…

独自性、それは”選ばれる”ために最も大切なもの。

他にないものだから、向こうから人がやってくる 行動分析学という心理学の講座を開講しています。おかげさまで毎回、そこそこの人数が集まってくれます。参加した人に聞いてみると「数年前に行動分析学の本を読んだが、その時はこうして学べるところが無かっ…

誰かの役に立つから成功できる。

個人的な活動が社会的に意義を持つ瞬間 僕は行動分析学という心理学が好きです。最初は一人で本を読んでいるだけで十分楽しかった。学んだことをドヤ顔でブログに書いたりってのも、楽しかったのです。 ある時、行動分析学を気楽に学ぶ場が日本には少ないこ…

お金や賞賛ではなく、行動すること自体から「やりがい」を得よう。

行動の科学(行動分析学)が教えてくれる行動の目的とは 行動には目的があります。ただその目的は、もしかすると一般的な理解からはズレたものかもしれません。行動の目的は、行動に伴って生じる変化そのものにあります。 僕たちには「欲しているもの」と「…

思うように行動できないのは「欠乏」が原因かもしれない。

行動がどうしようもなく「ある方向」に引きずられてしまうことがあります。 エピソード1:家賃が払えない 想定外のトラブルで仕事がなくなってしまい、ここ数ヶ月、お金が足りない状況が続いている。今月は特に厳しい。家賃の支払日まであと一週間だ。色々…

モチベーションを必要とする行動は、そもそも継続できない。

モチベーションが低い、やる気が出ないので行動できない。だから、モチベーションをアップさせる方法、やる気が出る方法を知りたい。そんな人はたくさんいると思います。 ケース1:会社での仕事にやる気を感じない いま会社でやっている仕事にやる気を感じ…

やりたいこと探しをしているうちは、充実感ややりがいは得られない。

行動にやりがいを感じられれば、僕たちの日常活動の質は向上します。やりがいが無いよりも、あった方がいいですよね。また、やりがいがあれば行動に積極的になれそうな気もします。 この記事を読んでみようと思ったあなたは、もしかしたらいま「やりがい」を…

行動でもなく、成果でもなく、パフォーマンスに集中する。

いまから2つの問題について説明します。 問題1:行動の原因についての勘違い、やる気は関係ない 1つ目の問題は「行動」についてのものです。 行動の原因を僕らの内面的特性や性質、状態に求めても、自ら問題を作り出すことになり、無駄な努力となってしまい…

成功に一番必要なのは運!?世界はランダムに動く。

エピソード1:やってみたい仕事が目の前に・・・! もう15年以上前になりますが、当時、所属していた会社でやってみたいと思っていたプロジェクトに携わる機会がありました。とある技術を使ったプロジェクトで、前々から気になっていた僕は、ちょっとだけ1人で…

行動力についてのたった1つの勘違いが努力を浪費する。

一部の行動や言葉を取り上げ、僕たちの内面や性格を一方的に断定され、傷ついてしまったり、嫌な気分になったりした経験はないでしょうか。 エピソード1:本気じゃないでしょ? 起業したくて「本気でやる!」と知人に宣言したことがありました。でも、日々…